つづきクリニック

おひとりおひとりの生活環境、習慣、背景、職場環境などよく伺った上、治療方針を立てていきます。長引いているメンタル症状、不安感、身体の不調などの原因がどこにあるのかを、一緒に考えます。それは、薬を何ヶ月間飲んだら治るといった考え方ではなく、その人を取り巻く人間関係、職場のストレス、生活リズム、身体的疾患、エイジング、季節の変化や天候など、様々な要因を探りながら柔軟にほぐしていく姿勢です。
このような考え方の中で、漢方薬も取り入れています。
また、緊急症状に対しては適切で迅速な対応、医療機関への紹介もしています。

メンタルヘルスは、今や、脳の神経伝達物質の問題でもあると、捉えられるようになっています。加えて、状況や環境からのストレスがその症状をこじらせ、慢性化させていくこともあります。
メンタルヘルスケアは、治療する側だけでなく、治療を受けられる方とその周りの方々の理解と前向きな姿勢で大きく変わります。ひとりで抱え込まないで、早めのケア、考えてみませんか。

心療内科:
心理的、社会的要因が引き金になり身体症状に表れている病態。専門医受診後も原因がはっきりせず症状が続いている場合。めまい・動揺感、吐き気・嘔吐、下痢、便秘、お腹が張る、胃や喉のつまり感、動悸、頭痛、肩こり、癌治療中の愁訴(不眠、痛みなど)、しびれ感、耳鳴り、音に過敏、トイレが近い、薄毛、脱毛
*心理的、社会的要因の調整、緩和。漢方薬も役立ちます。

精神科:
やる気が出ない、食欲低下、眠れない、集中力低下、疲れやすいなど抑うつ状態。繰り返し強迫的に手を洗う。特定のもの(尖ったもの、視線など)、場所(飛行機、満員電車、エレベーターなど)で動悸、息苦しさ、恐怖感が出る。悪口を言われている、見張られているなどの被害妄想。幻覚など。
*抗うつ薬、抗不安薬、抗精神病薬などで症状軽減することが多い。

漢方薬外来:
月経前症候群(月経に伴う気分変動、イライラ、落ち込み)
更年期症候群(ホットフラッシュ、イライラ、気分不安定、疲れやすさ)
冷え性(冷えによる頭痛、腹痛、下痢、咳、不眠など)
浮腫み、水太り、肩こり、腰痛、夜間頻尿
*日常的に漢方を取り入れることで生活の質を高めてくれます。